2011-12年度 入間ロータリークラブ会長 宮寺 成人2011-12年度 入間ロータリークラブ会長
宮寺 成人

「ロータリー・ロータリー・ロータリー」
(ロータリーに入って変わりましたか)

定款の4条の綱領(目的)は、「
第1 奉仕の機会として知り合いを広めること。
第2 事業及び専門職務の道徳的水準を高めること。あらゆる有用な業務は尊重されるべきでるという認識を深めること。そしてロータリアン各自が業務を通じて社会に奉仕するために、その業務を 品位あらしめること。
第3 ロータリアンすべてが、その個人生活、事業生活および社会生活に常に奉仕の理想を適用すること。
第4 奉仕の理想に結ばれた、事業と専門職務に携わる人の世界的親交によって、国際間の理解と親善と平和を推進すること」と規定しています。
 そしてこの哲学的および実際的な規準を第5条の五代奉仕部門として、「クラブ奉仕・職業奉仕・社会奉仕・国際奉仕・新世代奉仕」があります。
 RIのカルヤン・バネルジー会長、2570地区立原ガバナーもこの定款に沿って方針が出されています。
 つまりこの定款第4条、第5条に「ロータリークラブ」の目的と規準が記されておりこれに従うべきなので、会長の方針は必要ないと考えておりました。しかし会長としての「思い」を持つべきだと考えテーマを作りました。
 私が35年ほど前初めて勤務させていただいた、所沢市の公認会計士事務所の所長室のドアに、所沢RCの大きなポスターが貼ってありました。大きい歯車の絵がありその上に印刷してある言葉に感動しました。その言葉があったので「ロータリークラブ」を覚えました。

「所沢RC職業奉仕委員会」
われら職業人 私たちはプロ(職業人)である
健康でファイトを持て それがプロの第1課だ。
あらゆるチャンスを活用しよう それがプロの第1歩だ。
正確・迅速・誠実 それがプロの仕事だ。
プロには無駄がない 仕事にも、時間にも、経費にも。
プロの世界は厳しい 仕事に甘さがあるうちは、プロではない。
私たちはプロである プロはお客から信頼と期待をかけられている。
私たちはプロである プロは信念と専門技術を身につけている。
プロはお客を満足させる 満足したお客は最も良きセールスマンである。
プロは職務に忠実である プロは職務を通じて社会に奉仕する。
不況の時こそ真価を問われる それは会社でも個人でも同じである。
私たちはプロになろう プロは良きマナーできまる。
私たちはプロになろう そしてなるなら一流のプロになろう。
入間RCに入会させていただき17年になりますが、真剣に「ロータリークラブ」のことを勉強していないことに気付きました。この度会長を拝命し定款・細則を直前会長と共に1条ずつ見直し2010年の規定審議会による変更を行いながら改めて「ロータリークラブ」の偉大さを感じました。
「ロータリークラブ」は世界120カ国に33000クラブ120万人の会員で構成され、これを一つの定款で拘束して活動していけることの素晴らしさを思いました。そこで自分自身が「ロータリークラブ」から何を学びどういう変化があったのか考え直すチャンスととらえテーマを作りましたので、このテーマのもとに1年間よろしくおねがいします。
今年度の「重点方針」

家庭集会の実施:ロータリー活動を理解し楽しむには、事業に関する家庭集会を開催し、計画と反省をすることによるからです。
会員増強目標3名:クラブ維持には増強は基本です。
効果的な広報活動の実施:ロータリークラブの認知度を高める努力は、常に必要です。
創立50周年記念継続事業の実施:LED防犯灯の設置と月桂樹移植事業を最終記念事業として行います。
東日本大震災の被災者を支援する事業を実施します。