2022-23年度
豊田 義継
【会長挨拶】
歴史と伝統のある入間ロータリ―クラブ第64代会長を務めるにあたりその責任の重さを感じつつ諸先輩が築き上げてきた伝統を守っていきたいと考えております。1年間会員皆様のお力添えを宜しくお願い申し上げます。
さて、歴代の諸先輩会長が就任時に必ず挨拶されるのが、この“歴史と伝統のある”という言葉です。私もそう思っておりますのでこの言葉を使いました。
入間ロータリ―クラブにとっての歴史と伝統とは何か?
歴史とは歳月であり64年間という年月は、現会員の大多数が設立時に生まれていなかったことを考えると重く他のものに変えられない貴重なものと思っています。
そして入間クラブの伝統とは何か?
それは、ロータリークラブの基本理念や行動規範を正統に守っていこうとする基本姿勢であったと思います。そして、その考え方が脈々と続いてきたことだと考えています。
時代と共に物事の考え方も、価値観も、理解の仕方も変わり多様となってきます。それを良しとされるものがある一方で残しておかなければならないものもあると思います。この残すべきものが伝統になっていくと考えます。
それが入間ロータリークラブらしさなのです。この事を実践して行きたいと考えます。今年度は理事会を充実させ、その決定事項を重要視して行きたいとも考えております。
【会長方針】2022~2023 年度 会長テーマを、
「楽しもうロータリー・そして心の通う奉仕を!」とさせて頂きます。
ロータリ―クラブの基本は親睦と奉仕です。クラブに入会している以上、クラブライフを楽しみましょう。友達を作り友情を深めることにより、人生をより楽しく幅広くさせてくれるものと確信しています。そして種々な活動をしましょう。奉仕については心の通う奉仕を実践します。
一例として社会奉仕委員会では、入間ロータリークラブが伝統として続けてきた「次代の子どもたちのために」というテーマで入間市の小・中学校に教育資材の提供をしてまいりました。今年度はこれを再開します。
心の通う奉仕を、という観点から入間市の教育幹部と協議し各学校で何を求めているかの意見交換を行うスケジュール調整を始めています。
そしてミスマッチのない提供をしてあげることが重要でそれが心の通う奉仕だと考えています。本件は事業の内容から継続事業にすることが望ましいとも思っております。
〇地域の子ども達の貧困問題への取り組み
〇女性会員と若い世代の会員増強
〇クラブ協議会にてクラブの戦略計画の立案
〇出席率の向上を図るための3委員会(出席・親睦・プログラム)の連携を行い
充実した例会づくりを計る
〇米山記念奨学会への支援
〇親睦クラブの設立(ゴルフ部会)
〇例会のあり方についての検討見直しをする
〇年次目標の達成
また今年度、女性として初めて国際ロータリ―の会長を務める、カナダウインザー・ローズランド・ロータリ―クラブのジェニファーE、ジョーンズ氏のテーマは
「 イマジン・ロータリー 」 です。
世界にもたらせる変化を、イマジン(想像)して大きな夢を描き、その実現のためにロータリーの力とつながりを生かそうと呼びかけています。
そして RI2570 地区、村田貴紀ガバナーのスローガンは
「地域と世界でつながる力を磨き奉仕を実践しよう」です。
力のあるクラブ、魅力のあるクラブを作るには戦略計画をそして未来計画を立てることが重要と発言されています。
地域内にある他団体ともつながり、奉仕を実践しようとも述べられています。
これら RI 会長・第2570地区ガバナーの方針を踏まえ、入間ロータリークラブとして実践できるものについて取り組んでまいります。